「アビガン」は富士フィルム傘下の富山化学のインフルエンザ薬。アビガンの「売り」は、RNAウイルスに効果があること。
「ウイルス感染した細胞内に入り込み、ウイルスの増殖に必要なRNAポリメラーゼという酵素(タンパク質)の働きを止め、ウイルスの増殖を阻害することで、RNAウイルスの増殖を阻止する。」
この機序が過去の薬剤にはなかった。
インフルエンザもエボラ出血熱も鳥インフルエンザもRNAウイルス。どちらにも著効性があるはずなのに、厚労省は「胎児に対する催奇形性が懸念される」とか言って、アビガンを正面から認可しようとしない。インフル用のタミフルやリレンザに耐性を持った新型ウイルスの出現に備えて、備蓄しておけとか、半分認可で放置。なぜか?
富士フィルムが、DeepStateの製薬大手に気兼ねをしているのか?DSから、アビガンを世に出すなと脅されているのか?インフル用途はさておき、エボラが退治できるなら、アフリカは大助かりのはず。鳥インフルにも著効性があるらしい。アビガンがメジャーになると、巨額の研究開発費を投じて作ったDS謹製のお高いお薬の山がごみの山になる。だから、世界を支配するDS様に富士フィルムは遠慮をしたのだろうか?ちなみに富士フィルム・ホールディングの外国人株は30%程度。信託銀行の持ち分(おそらく外資)は、33%。富士・富山両社の関係者の皆さん、情報リークしましょう!
ところで、エイズウイルスもまた、RNAウイルスである。ということは、アビガンは、エイズにも効果があるのではないか?アビガンが世に出たばかりのころ、RKは、ある製薬会社の若者と、飲み屋でばったり会う機会があった。彼の会社がアビガンを作っていた。彼は、小声だったがはっきり言った。「アビガンでエイズも治りますよ。」
なるほど、エイズも治ってしまうような重要な薬は、極東の黄色いサルに開発され独占されてしまっては困るのだ。エイズ・パニック担当者さんにしてみれば、エイズが治る病気となっては困るのだ。
世界がDSによって雁字搦めになった状態から脱却した時、アビガンも日の目を見る。死病で苦しむ人たちを助ける時が来ることを期待するばかりである。
この世の中には、役に立つ薬はある。少数ではあるが。
リチャード・コシミズでした。
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【厚労省班会議】「アビガン」の備蓄必要‐新型インフル対策で方針
2017年2月9日 (木)
厚生労働省の新型インフルエンザ対策に関する小委員会医療・医薬品作業班会議は3日、富山化学の新型インフルエンザ薬「アビガン」について、既存のノイラミニダーゼ阻害剤4剤に耐性化したウイルスの出現リスクを踏まえ、備蓄しておくことが重要との考えをまとめ了承した。安全性や有効性のデータが限定的であることや胎児に対する催奇形性が懸念されることから、ハイリスクの成人で重篤患者に投与を限定し、新型インフルエンザ発生時の使途や対象者をガイドラインで示すことなどが必要とした。
アビガンをめぐっては、▽タミフル、リレンザ、イナビル、ラピアクタの4剤全てに耐性化した新型インフルエンザウイルスの出現可能性とその規模▽新型インフルエンザ対策としてノイラミニダーゼ阻害以外の作用機序を持つ抗インフルエンザウイルス薬の備蓄が必要か▽アビガン錠の有効性と安全性を踏まえ、新型インフルエンザ対策上備蓄が必要か――の三つの論点に絞って昨年11月から4回にわたり議論してきた。